●恩田侑布子の著作について紹介いたします。
句集 『イワンの馬鹿の恋』
2000年 ふらんす堂刊
18歳からの258句を集めた第1句集。
句集 『振り返る馬』
2005年 思潮社刊
古典を踏まえたしなやかで豊饒な俳句の地平。
『イワンの馬鹿の恋』から五年、待望の第二句集。
2005年夏までの406句を収める第2句集。
句集 『空塵秘抄』
2008年 角川書店刊
柔らかな作風でありながら、俳句という詩型の可能性を追求する
強固な意志によって支えられた独自の発想。注目の俳人が贈る第3句集。
評論 『余白の祭』
2013年 深夜叢書社刊
(第23回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作品)
句集 『夢洗ひ』
2016年 KADOKAWA刊
2008年から8年間の約300句を収める第4句集。現実と夢幻の間に立ち上がる世界を言葉の雫で鮮やかに描き出す。評論集『余白の祭』でドゥマゴ文学賞を受賞し、一層の活躍が期待される著者の詩情豊かな最新句集。
●恩田侑布子の連載について紹介いたします。
・「水、 呼び交わす」、『墨』(芸術新聞社)、2015年1・2月号~現在。俳句を中心とした日本文化論。
・「土のうた」、『ひととき』(株式会社ウェッジ)、2016年1月号~現在(クォーターで連載)。 第1回 佐渡の大地から生まれる 赤と黒の緊張 無名異焼 伊藤赤水
2019年4月より、『読売新聞 夕刊』「たしなみ」エッセー連載2020年2月号より角川『俳句』「偏愛俳人館」毎号連載。