【恩田侑布子】平成28年度芸術選奨(文学部門)文部科学大臣賞受賞!(句集「夢洗ひ」の成果により)

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樸俳句会代表の恩田侑布子第四句集『夢洗ひ』が、
平成28年度(第67回)芸術選奨(文学部門)文部科学大臣賞を
受賞しました!
樸俳句会一同お祝い申し上げます。

≪文化庁HP≫
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2017030801.html

≪平成28年度(第67回)芸術選奨受賞者一覧≫※PDFファイルが開きます。
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2017030801_besshi.pdf


【恩田侑布子受賞コメント】

今回の芸術選奨(文学部門)文部科学大臣賞は、野ネズミには身に余る賞です。
「もっとがんばれ!」と叱咤激励していただいたものと感謝しております。
いままで出会ったすべてのひとにも自然にも、頭を深く下げてお礼をいいたいです。
死者にも、逢えなくなったひとにも。

十代の苦しい日々、自然の美しさ、文学の言葉がこころを支え潤してくれました。
眠る時、白秋や、光太郎や、謡曲の詞章に慰められて寝入りました。
どんな睡眠薬よりも、日本文学の美しさが安らぎをあたえてくれました。

「夢洗ひ」の一句を、どこかでふと口遊んでくださる方がいらしたら、それが俳人として最高の勲章です。

心からの感謝をこめて。  2017年3月 恩田侑布子


   『夢洗ひ』芸術選奨文部科学大臣賞受賞への祝詞

 今回の芸術選奨文部科学大臣賞受賞は樸俳句会として喜びに堪えません。会員にとりましても今後の句作の大きな励みになることです。
 恩田侑布子は「師系」を持たず(文部科学省の授賞理由の冒頭に記されています)、また、いわゆる「主宰」ではありません。すなわち、樸俳句会は「結社」ではなく、句会は自由で闊達な談論が真骨頂です。この風通しの良い「双方向性」は得難いものと思います。筆者は、連衆の口角泡を飛ばす議論とともに、投句についての恩田の講評と鑑賞の深さ、広さに接することを楽しみに参加しております。「鑑賞」を超えて、日本文化や思想にまで踏み込んでいくことにわくわくします。『夢洗ひ』所収の句からは、恩田の豊かな感性と深い思索の裏付けが感じ取ることができます。恩田は、「俳句は韻文」「理屈から離れること」「体性感覚を大事に」等をつねに強調します。そのような恩田の熱のこもった句会でのレクチャーが本ホームページを通して読者の皆様に少しでも伝わることを願っております。

              樸俳句会編集委員 山本正幸

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